川那辺央匡|品質技術部 開発技術課|30代男性

INTERVIEW 02

品質を保ちながら、
コストと生産効率も考える。

川那辺央匡|品質技術部 開発技術課|30代男性

開発技術課では、取引先のお客様からいただく要望に対して、試作を重ね、製品化するという仕事をしています。どうしたらお客様の要望が叶えられるか、その方法を設計から生産効率まで、全体的に考えるのが私達の役割です。

改良を加えたり試験を繰り返したり、
常に試行錯誤の連続です。

私が主に担当しているのは、自動車の内装などに使われる不織布の開発です。開発といっても常にまっさらな状態から新製品を開発するというよりは、取引先の要望に合わせて新製品の生産条件を考えることが多いですね。最近は、音に関する要望が多いため、新たな開発が増えています。

ひとことに不織布といっても、用途によって厚みも風合いも違います。製造工程でニードルパンチの設定を調整したり、さまざまな試験を行いながら、常に試行錯誤を繰り返しています。

お客様の要望をどうやって実現するかを、
いつも考えています。

ニードルパンチ不織布は、綿を針で連続して突くことにより繊維同士を絡ませて作るのですが、色の濃淡、厚み、風合いなどの組み合わせによっては、難易度の高い製品もあります。
「不良ゼロ」を目標に、お客様の要望をいかにして実現するかをいつも考えています。

仕事は個人の判断だけで決めることはなく、チームワークが基本です。営業や製造担当者と話し合いながら1つの製品ができていく。パソコンを使って製品の設定書を作ったり、現場で試作に立ち会ったり、デスクワークの時間と現場にいる時間は、ほぼ半々ぐらいでしょうか。

最初から心配し過ぎるより、
入社してからどう働くかが重要。

今は開発技術課の所属ですが、最初は品質管理課に所属していました。もともと、品質管理の仕事に興味があったのが入社したきっかけです。品質管理課は、すでに量産されている製品の問題点をどうしたら改善できるか対策を練るのが仕事です。実際に働いてみると、特に自動車関係のメーカーは品質に厳しいということがよくわかりました。

この会社を選んだ理由は、やはり歴史ある「西川」というブランドに魅かれたことがきっかけです。自動車の内装材をはじめ、さまざまな製品を作っているので、仕事に興味が湧きました。今こうして充実した仕事ができているので、最初から心配し過ぎるより、実際に入社してからどう働くかを考える方が重要だと思います。

自分の開発した製品が、
実際の車に採用されているのを見ると嬉しいです。

一番大切にしていることは、製品の品質です。お客様からの要望に応えられるよう品質を保つことが、まずは最優先。次に意識していることが、コストと生産効率です。例えば、材料となる繊維の配合割合を考えたり、実際に製造する担当者が負担なく作業できる方法を考えたりしています。

この仕事をやっていて良かったなと思うことは、自分が試行錯誤して作った製品が東京モーターショーで展示されている自動車に使用されていたり、実際に走っている自動車に採用されたりしているのを見た時。快適に乗っていただけているのかな、と思うと嬉しくなりますね。

私達と働いてくれる仲間を募集しています。

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